
【参加レポート】杉並区の「異業種交流会inすぎなみ」はどんな感じ?参加してわかった雰囲気・内容・準備のコツ

杉並区で事業を始めたけれど、地域での繋がりをどう作ればいいんだろう?」
「異業種交流会に興味はあるけど、なんだか敷居が高そう…」
杉並区でビジネスをされている多くの経営者や個人事業主の方が、一度はこんな風に感じたことがあるのではないでしょうか。
こんにちは!株式会社360の広報担当、山口です。
今回は、そんな疑問や不安を解消すべく、弊社スタッフが実際に杉並区主催の「異業種交流会」に参加してきましたので、そのリアルな雰囲気や内容、そして「これは準備しておけば良かった!」と感じた点まで、余すところなくレポートします。
この記事を読めば、杉並区の異業種交流会がどんな場所なのかが分かり、安心して次の一歩を踏み出せるはずです。
「異業種交流会inすぎなみ」ってどんなイベント?
参加レポートの前に、まずはこの交流会がどんなイベントなのか、基本情報からご紹介します。
主催: 杉並区産業振興センター(杉並区と区内産業団体が運営)
共催: 東京商工会議所杉並支部
開催ペース: 2〜4ヶ月に1回程度
会場: 杉並区役所
対象者: 成人で、区内または近隣の事業者の方(個人事業主も含まれます)
定員: 50名(1社1名まで)
参加費: 無料
申し込み: 事前申込制で審査があり、杉並区の事業者が優先されます。
時間: 全体で約3時間。前半約2時間が少人数グループでの自己紹介、後半1時間がフリータイム
※2025年8月参加の情報のため、変更になる場合があります。
杉並区で行われていて、運営元も安心できる団体、そして多くの方々が参加するイベントなのがわかります。私が参加した時にはこの交流会は第47回で、長く続けられているようです!そこもより安心して参加できるポイントですね。
そもそも、なぜ「異業種交流会inすぎなみ」参加しようと思ったのか?
今回、この交流会に参加しようと決めた理由は3つあります。
地域のお客様と繋がりたい: やはり事業の拠点である杉並区で、地域の方々と直接お会いし、関係性を築きたいという想いが一番でした。
実績を元にした新しい出会い: これまでの事業で培った実績を携え、新たなビジネスチャンスを探したいと考えていました。
「杉並区主催」という安心感: 交流会と一言で言っても様々ですが、杉内区と東京商工会議所杉並支部などが運営する産業振興センターが主催していることで、信頼性が高いと感じました。実際、事前にしっかりとした申し込みフォームがあり、審査も行われるため、安心して参加することができました。
「異業種交流会inすぎなみ」当日の流れとプログラム内容
会場は活気に満ちつつも、非常に和やかでリラックスした雰囲気。私が参加した回では約50名の方が集まっていました。
プログラムは、参加者が効率よく、かつ深く交流できるように非常によく設計されていると感じました。
グループミーティング: まず、ファシリテーターの進行のもと、数人のグループに分けられます。ここで最初の自己紹介や事業内容の説明を行いました。グループ分けのおかげで、大人数が苦手な方でも話しやすい環境が作られています。
席替え: 一定時間が経つと席替えがあり、新しいメンバーと交流する機会が設けられます。これにより、短い時間でより多くの方と話すこ とができました。
自由交流会: 後半はフリータイム。グループミーティングで気になった方とさらに詳しく話したり、名刺交換をしたりと、皆さん積極的に動かれていました。
マッチング制度も!: 「この方と話してみたい」といった希望を紙に書いて提出すると、運営側がマッチングをサポートしてくれる仕組みもありました。これは非常にありがたい制度ですね。
「異業種交流会inすぎなみ」どんな人が参加している?会場のリアルな雰囲気
参加を検討する上 で、一番気になるのが「どんな人が来ているのか」ですよね。
服装: スーツの方は4割程度で、残りの6割はオフィスカジュアル。比較的リラックスした服装の方が多かったです。
業種: IT系、区内の飲食店経営者、銀行員の方など、本当に多種多様な業種の方が参加されていました。普段の業務ではなかなか出会えない方とお話しできるのは、異業種交流会の大きな魅力です。
役職: 企業の代表として参加されている方も多く、決裁権のある方 と直接話せる貴重な機会だと感じました。
参加エリア: 参加者の一覧リストをいただけたのですが、この回は区内の方が3割、区外の方が7割という構成でした。
ちなみに、会場内の様子の撮影はNGだったため写真はありませんが、その分、参加者の皆さんが目の前の交流に集中している、とても良い雰囲気でした。
「異業種交流会inすぎなみ」に参加してわかった!リアルな成果と「次」へのヒント
今回の参加で得られた具体的な成果と、次回参加するならこうしたい!という学びを共有します。
良かったこと
約20枚の名刺交換ができた: 短時間でこれだけ多くの方と接点を持てたのは大きな収穫です。
効率的に多くの事業を知れた: グループ分けなどの工夫により、相手の事業内容を深く知ることができました。現時点ですぐにお仕事に繋がったわけではありませんが、将来的な協業の可能性を感じる出会いもありました。
参加費が無料: これだけの内容で、商工会に登録していなくても無料で参加できるのは、事業者にとって非常にありがたいです。
ちょっぴり後悔と次への学び
ブースを出せばよかった!: 会場には自社製品やサービスを展示できるブースエリアがありました。具体的な販売物などがある場合は、ブースを出すとより効果的にアピールできると感じました。ちなみに、自社ブースの写真撮影はOKなので、SNSなどで「交流会に参加しました!」という活動報告もできます。
「3分スピーチ」の準備は必須!: 自己紹介の時間では、自社の強みを簡潔に伝えるスキルが求められます。事前に「誰に」「何を」伝えたいのかを整理し、3分程度で話せるように準備しておくことが、チャンスを掴む鍵になります。
これから「異業種交流会inすぎなみ」参加するあなたへ!持ち物と準備のポイント
もしあなたが次回の交流会に参加するなら、これだけは準備していくことをお勧めします。
持ち物リスト
名刺: 少し多めに(参加人数の半分以上)持っていくと安心です。
筆記用具: 交換した名刺の裏に、話した内容や相手の特徴をメモしておくと、後から見返した時に非常に役立ちます。
自社をアピールするもの: パンフレットやチラシ、タブレットで表示する制作実績など、ブースに置いたり、口頭説明を補ったりする視覚的な資料があると、魅力が格段に伝わりやすくなります。
まとめ:迷っているなら、まずは参加してみよう!
今回初めて杉並区の異業種交流会に参加してみて、スタッフが最も強く感じたのは「安心して参加できる、開かれた場である」ということです。
ある女性の参加者の方が「いろいろな交流会に行ったけど、ここが一番成果が出た」と話していたのが印象的でした。
新しい人脈を作りたい、自分の事業の可能性を広げたい、でもどこから手をつければいいか分からない…。そんな風に感じている杉並区の事業者の皆さん。
まずはこの安心できる会に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、新しいビジネスの扉が開くきっかけが見つかるはずです。






